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カバのオツム

音楽
わたしはNHKプチプチアニメに育てられたようなもので、いま思い返してみても、かなり高い精神性を教え込まれたなとNHKには感謝しています(‼︎‼︎‼︎)

ロボットパルタに始まり

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アエイオウもそうだし

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ニャッキも世代ですよねえ。ううん。


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でも1等すきだったのはこれ。


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ジャム・ザ・ハウスネイルですよね。

当時はピペの可愛さとか、のんびりした空気感とか、粘土製というところに好感を抱いたのだけれど、いま改めて観てみるとかなりサブカル豪華キャストなのだ。

声優にもりばやしみほ(hi-posi)、石川浩司(exたま)、原マスミである。

そして主題歌はhi-posi&栗コーダーカルテットの「僕でありたい」

本題に入ってしまうと、この「僕でありたい」を聴きたいがためにやっとこのアルバム「カバのオツム」を購入した次第である。

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これは1994年発売の6曲入りのミニアルバム。そして内5曲がカバーという、あ、だからカバのオツムカバーのオツムなのねということなんですが

そのカバーの選曲センスが

とまあかなりイカしてるのだ。

カバーも素晴らしいんだけど、やはりどうしてもわたしはラストの唯一オリジナル曲「僕でありたい」を推したい。

”猫が猫であるように
犬が犬であるように
全身全霊
僕でありたい”

歌詞こんだけ。
ただ、量より質と言ったらいいのか…大きな蒸しパンより小さなぎっしり羊羹を頂いたような、なんか小さくても込められているエナジーは強くてこのアルバムの中では随一の存在感を放っていて、この曲でアルバムが旨く締まり、ちょっとざらついた切なさを残すのだ。

これがhi-posi・Magicといったところか。

いや名盤です。参った。リコーダーは切ないよネ、マッタク。

スピッツはパンクか

音楽
スピッツがもう結成30年になるのかと思うと感慨深い。

わたくしはロビンソンとアルバム「ハチミツ」と同い年であるので、もちろん物ごころつくころにはスピッツバブルを体験していた。

幼稚園のときに車のラジオから「空も飛べるはず」が流れてくるわ、小学校ではあたりまえに「空も飛べるはず」を歌わされる(歌わされる)わ、「魔法のコトバ」のMVを観て「こいつまだマッシュルームカットなんか」と見下していた頃を記憶している。申し訳ない。

小学校6年生時に「HEY!HEY!HEY!SP」で椎名林檎を知り、中学に上がってRADWIMPSやBUMPOFCHICKENやマキシマムザホルモンを聴くようになった(かなりの黒歴史。消したい)わたしの耳には少々退屈にスピッツは聴こえた。

椎名林檎についての本を読んでいたら、出てくる出てくる彼女を取り巻くミュージシャン。
その頃から”音楽ルーツ辿りの旅”をし始めていた訳だが、そこでもかなりの音楽に出会えた。

わたしの住む隣市にはおおきな図書館があり、かなりCDが充実(もち無料である)しているので、スピッツ聴いたろか〜と、ヒトデのジャケのファーストアルバム「スピッツ」と、ねこ(名前:このみちゃん)のジャケのセカンド「名前をつけてやる」を借りてきた。とくに意味はなく、単にほかのアルバムが借りられていたからです。

そして、家でそれを聴き、ブっ飛んだ。
あれが未だに音楽的ないちばんの衝撃だった。
スピッツは爽やかで、歌詞なんかまともに聴いたことがなかったけどなんか愛してる等の御託を並べ連ねているJ-popバンド、というイメージがベルリンの壁の如く崩れていった。

甘いだけじゃなく苦い。
学校を休んで小さく丸まっている脳の中に無限に広がるパラレルワールド
あからさまな春歌パンク。
腰の低いトンガリ。

エロチックで夢みがちな歌詞も、郷愁と微熱を含んだメロディーも、草野のやるせない歌声も三輪の繊細なアルペジオも田村の弾力のあるベースも崎山の澄んだドラムも何もかもがとてつもなくカッコよくて泣きそうになりながら呆然とした。

それが中学3年生、2010年6月の出来事である。

それからは受験なんて放ったらかし、スピッツに只管熱を上げた。
ファンクラブに入り、新譜はもちろん過去のアルバム、シングル、LP、DVD、VHSを買い求め、雑誌や会報を読み漁り、オークションで貴重なスピッツの切り抜きやポスターを競り落とし自作の”スピッツ・ファイル”を作り上げた。
ニコニコ動画YouTubeに上がっているインディーズ時代の曲もすべて網羅した。
ライブには毎年必ず足を運び、ヘッドバンキングし叫び踊り涙した。
スピッツこそがパンクなんだよ!」と語りまくって疎んじられたことも数知れずである。そんなこんなをし始め早6年。

ピチカートファイヴ野宮真貴は「わたしの永遠のアイドルはKISS」と言っていたが、スピッツはわたしの永遠のアイドルであり、永遠のロックスターであり、永遠の青春であった。

スピッツなんてパンクでもないでしょうよ」と言われたことがある。
パンクとは?ガーゼシャツとボンテージで固めていればパンク?豚の頭部をオーディエンスに投げつけ、マイクを歯にぶつけ血塗れになるのがパンク?セックス・ドラッグ・ロックンロール?

そんなことはない。メンバー全員洋服の青山のスーツでキメていてもパンクはできる。漫談の様なMCでも、「コカインは良くない」「避妊はしよう」と歌っていてもパンクはできる(と、思う)。動物愛護を訴えるCRASSとか、モルモン教徒の如きFUGAZIとかね。

作家・嶽本野ばらのドキュメンタリー小説「ロックンロールスウィンドル 正しいパンクバンドの作り方」には、彼なりのパンクとは何か、っつうことが書かれている。

”パンクとはスタイルではなく、思想なのです。____遠藤ミチロウスターリンを止め、現在はエレアコでフォークを歌っていてもパンクだし____ハイロウズはスピリットがポップスなので、パンクではないのです。
只、パンクが守らなくてはならないのは、テキトーであること。”

ここだけ抜粋すると語弊も生まれてきますので気になったら買って読んで下さい。
まあテキトーなのがパンク、ということらしいのですが、わたしが思うにパンクに於いてテキトー、というのは演者がテキトーというよりはリスナーがテキトー、という様にもとれると思います。
多分嶽本氏は相当テキトーな人なので、なんか矛盾だらけの人だし、だらしなさそうだし自分に甘そうだし(これは褒めているのです)この人自体がパンクだと思います。
リスナーである嶽本さんがテキトーだから、ミチロウはパンクだけどハイロウズはポップスだ!となんかしなしなした主張になっている。
だけど、この主張はパンクでしょう。テキトーだから。

話を戻す。
スピッツがパンクか否か?という話です。
わたしは「パンクだ」と答える。だけどスピクラは(スピクラってキライです。何がスピッツクラスタだ)「いえ、パンクじゃない、ロックです!」と答える。
もしかしたら町田町蔵のファンの方は「スピッツ?J-popだね」と答えるやもしれません。

つまりそういうことです。人の数だけパンクはあるから「⚪︎⚪︎はパンクか否か」なんて愚問ちゃあ愚問です。堂堂巡りになるだけです。

なぜかパンク談義になってしまったけれど、わたしもパンクなんてよく解らんのでアテにしないで下さい。

とりあえず、スピッツでいちばんパンクなアルバムですか?それは「crispy」です。
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ね、アテにならないでしょ。松鶴家千とせにでもなった気分なので無敵です。それにしてもあの人スゴイよね。








サイキンのプレイリスト

音楽

今年もたくさんの音楽との出会いがありましたが、なかでもこれは!グッ!という曲たちを集めてみた。
吐瀉物のような無秩序ではあるが、ぜひ聴いていただきたい。

①Mr.moonlight---The Beatles

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♫ミスタぁぁぁぁぁ〜〜〜ムーンラぁぁぁぁぁイ〜〜
歌いだしでぐいっとコスモのかなた迄もっていかれる。シンプルに愉しめる1曲。

②嘲笑---北野武

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これは名曲っすよ。北野氏の純朴である種のつたなさをもった叙情的でシンプルなおとなの童謡。
歌詞もよぶんなものがなくてカンタンな言葉だけで紡がれているんだけど、それも良い。バカみたいだけど泣けてくるね。

③銀色の道---華原朋美

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いわずと知れたザ・ピーナッツの逸曲。
しかしここでは本家ではなく、華原朋美versionを推してゆきたい。
サビのハモリブブンの気持良さはある意味ドラッグで、聴いただけでツイっとアッチ側の世界にトリップしてしまいそうなのだ。なんだかんだ華原朋美はいいよね。生き残れっ!!

④アザミ嬢のララバイ---中島みゆき

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この曲は彼女が高校生のときに既に存在していたとか、していなかったとか…
これはデビュー曲なんすが、この若さでこんな塩っぱい歌詞って書けるもんなんですかね。ここを原点とし、それからどんどん女としても歌い手としても凄みを増してくる彼女が、好きだ!

⑤ねこじゃらし---ゆず


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さいきんのゆずは好きではないです(キッパリ)
でもこの頃のゆずの四畳半縁側つきの世界は、もっとたくさんのひとに知って欲しい。
サビの歌詞なんかね、

”ああ 胸が痛くなる
ああ どれだけ時間が流れても
僕らまたここで会えるさ”

だれもがこころにもっているとくべつな場所が思いおこされないでしょうか。

⑥ガソリンアレイ---浅川マキ

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わたしはいつになったら浅川マキになれるのか。
幸せになればなるほど遠ざかっていくような気がします。
あんまりおおくは語りません。わかってもらえる人だけでいいの、マキの凄みは。

⑦でんき---hi-posi

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hi-posiはどちらかというと性善説いぜんのアコースティックなかんじが好きなのであるが、今回はこのピコピコアルバムから1曲。でんき。
耳に馴染みやすいキャッチーでポップで、でもダークなぶぶんはしっかりとこびりつかせておる。サスガです。

⑧RIP=RELEASE---巡音ルカ

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恥ずかしながらここでボーカロイドです。
一般人(とくにヲタさん)のプロデュース能力、アレンジ力、パワー、エナジーって侮れないなあと感じつつ、iPhoneにイヤホンを差し込むとまずこの曲を再生してしまうのでした。

⑨情熱の砂漠---近田春夫&ハルヲフォン

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恋人におそわった近田春夫。ああ、タモリ倶楽部によく出演ている人…ただ音楽性は確かなようで、ニューウェイブ(というのか?!)と歌謡曲がミックスされていて心地いい。レコード欲しい。

⑩銃爪---ツイスト

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なんだかんだで今年1番聴いた曲なのかも。どんなきぶんのときもあてはまる万能ピースの世良公則。イントロがかっこいいんだなこれが。パフォーマンス精神も文句無し。


まあだいぶ偏ってはいますが、これがいまのわたしの旬ですね。

願わくば来年もたくさんの素晴らしいアーティストに出逢えますように…

明日は仕事なのでそろそろ眠らねば…
ぐっない。



time waits for no one

音楽
BOOK OFFに入ったので、The Rolling Stonesのアルバム「It's only rockn'roll」を買った。

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「time waits for no one」1曲めあてで買ったのだが、他曲もなかなか良い。
ところで初めてこの曲の和訳をよんだ。

”時は建物を崩壊し
女の顔を破壊することもできる
時はダイヤモンドのようなもの
無駄にしてはならない

時は誰も待ってはくれない
時は誰もひいきなどしない
時は誰も待ってはくれない
そうさ 俺のことも待っちゃくれない”

粋がってるような、カッコつけてるような曲がならぶなかでのこの曲が、虚勢をはるのにも疲れ不意にぽろっとこぼれでた彼等の本音のような気がする。

これ、LIVEでも演ったことがないらしく、かなりマイナーな曲みたい。
なぜもっと評価されないのか不思議だなあ。

嘲笑

音楽

星を見るのが好きだ

そんな歌いだしではじまるこの曲。

短くって、むだなものが一切ないシンプルな詞。

たけしは、どこで星をみたんだろう。
高校時代、ヨネクラジムでボクシングのトレーニングをした帰りにみた足立区の夜空か。
大学に馴染めずあてのない日々を送っているときの新宿の汚れた空か。
芸人を志すも家族に猛反対され、世間体を取り繕うためにじぶんの存在を一家から抹消された行くあてもない空か。
浅草フランス座の屋根裏でみた空か。

それぞれの空があった。
それぞれの星があった。
人の数だけ空があり、人の数だけ星がある。

あなたの目にはどんなふうに映るんだろう。

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